卒業生の声04

TSUBAKIHARA FUKA

椿原 歩佑香

2018年卒
ル・センティフォーリア大阪

大阪市内・都心エリアにある、誓いのためのリゾート空間、ル・センティフォーリア大阪。このウェディング場を舞台に、椿原はヘアメイクスタイリストとして、顧客の「最高の一日」を仕立て上げる。業務の幅は広く、ヘアメイク、着付け、エステはもちろん、事務、顧客との打ち合わせにも対応。現在はヘアメイクチームのチーフとして、後進の育成にも励んでいる。

ときめく一瞬のために

高校を卒業したらそのまま就職しようって思っていました。でも、よく考えたら就職先の候補が、自分の好きな仕事ではないってことに気づいてしまって。じゃあ、やりたいことは何かって考えたとき、人をカッコよくする、美しくする方が自分らしいんじゃないかと。

昔からヘアセットとか着付けが大好きでした。とくに16歳の頃、成人式の着物選びをしているとき、心がときめきました。着付師の方のパッパと着付ける所作に見惚れて、いつか自分もこんなふうに働きたいと思ったのです。その気持ちがまだ残っていたので、高卒での就職はやめて、京美に進むことにしました。地元は福井ですが、着付けといえばやはり京都、しかもそれが学べる学校は少ないので迷いはなかったです。

美容師という選択肢ははじめからなくて。ヘアセットと着付けができる何かになりたいと思っていましたから、京美を経て今のブライダルの仕事に就けて本当によかった。ここでは、ヘアメイク、着付け、エステなど幅広い仕事に携われます。京美ならではのトータルビューティー教育のおかげで、「なんでも対応できます」という感じ笑。

仕事をしていて嬉しいのは、メイクがお客様のお顔に合って「これだ!」ってなる時ですね。その瞬間に、お客様も「かわいい〜!!」って笑。場がパッと明るくなって、空間が幸せに満ちた感じになるんです。着付けの時もそうですが、そんな心がときめく一瞬のために、自分はこの仕事をしているのだなと思います。

京美時代の同期とは、いまも仲良し。先日も一年生の時のクラスで忘年会を開きました。少人数なので、その分、絆が深まりやすいのかもしれません。お互いに現在地を確かめ合って、英気を養い、またそれぞれ自分